クリスマスツリーに本物のもみの木を買ったけど、茶色く変色するのは避けたいですよね!
せっかく買ったクリスマスツリーが枯れないか心配という方やこれからもみの木を買う方のためにもみの木のお手入れ方法などを簡単にご紹介します!
もみの木が変色する原因は何?
まず、もみの木が変色したり枯れる原因ってなんでしょう?
もみの木が枯れる原因として、
乾燥に弱い
もみの木は、乾燥に弱いため、室内においておくと乾燥してしまいやすくなります。
室内においていた時、葉っぱがポロポロと落ちていたのではないでしょうか。
鉢の表面の土が乾いたなあと思ったら、すぐ水をたっぷり与えるようにして、水切れをさせないようにしてください。
また、水やり時に、葉水を与え、乾燥を防ぐようにします。
日照量
暑さには弱いので風通しをよくして、直射日光が当たりすぎない場所を選びましょう。
鉢植えの場合は、真夏の時期だけ半日陰に移動させるくらいがちょうどよいです。
水のやりすぎ、やらなさすぎ
極端な乾燥には弱いですが、過湿にはもっと弱いです
水をやり過ぎても根腐れを起こし枯れる原因になります。
逆に、水切れも弱いですので、地植えの場合でも水やりはするようにした方が無難です。
夏に水を切らしたりすると翌年になり枯れてくるので夏の水やりも忘れずに。
根が回ってしまっている
もみの木は同じ大きさの鉢だと根が廻ってきています。
その場合は、一回り大きな鉢に根をいじらず植え替えします。
害虫
木の下に油のようなものがたれていて、アリみたいな虫のオオアブラムシという害虫がいます。この場合は殺虫剤が効果的ですので購入して駆除しましょう。
などがあげられます。
針葉樹は葉に異常が出た時にはもう遅い事が多いです。
もみの木は枯れてしまうとどうにもならないようで、お手入れが難しいですね。
枯れた脇から新芽が出てくれることはありませんので、枯らさないようにするには日ごろのお手入れが重要といえます。
クリスマス時期のもみの木のお手入れ方法
もみの木は、室内で管理する植物ではなく、戸外で生育する植物ですので、室内に置いていたものを戸外に出すことにより、環境の変化により枯れて変色してしまいます。
できれば、クリスマス前までは、戸外で管理し、クリスマスの1~3日だけ室内に取り込み、飾り付けして楽しみ、その後は、鉢植えの場合は、1回り大きめの鉢に植え替えをしてあげ、戸外で管理するか、地植えしてください。
もみの木の育て方のポイント
置き場所は日当たりと風通しのよい場所で、直射日光に当てないこと
もみの木をはじめとする針葉樹は、日当たりのよい場所に植えれば元気に育っちます。寒さには強いですが、暑さには弱いので日頃から蒸れないよう風通しをよくしましょう。置く場所は、直射日光が当たりすぎない場所が○。
鉢植の場合は、真夏の時期だけ半日陰に移動させましょう。狭い場所では、葉先が傷みやすいので、極力余裕のある場所に設置して下さい。
鉢植えで大きさを調整する
背丈を超える大きなもみの木は管理がむずかしいので、鉢植えで大きさを制限して育てるほうがお手入れも簡単です。
葉っぱが壁や他のものに触れないようにする
壁に触れると、枝や葉っぱは傷んでしまいます。鉢植え、地植えにかかわらず、壁や他の物のない場所で育てましょう。
水やりのタイミングは?
土の表面が乾いたら、鉢底より水がしみ出る程度たっぷりと与えます。
冬期⇒水やりは間隔をあけて、控えめにして下さい。
春から秋⇒土の状態をよく観察し乾燥したら与えてください。
特に気温が上がってきたり、晴れの日が続くときは、鉢底から水がしみ出るくらいたっぷりあげてください。但し、季節や設置環境などで、量・間隔は変動します。
※季節だけではなく、設置場所の環境(光量・温度)によって水の量を調節してください。水やりは土が乾燥してからあげるのがポイントで、土の表面の状態をよく観察してやるのがコツです。
肥料のやり方は?
春と秋に平均的な量の、緩効性化成肥料(置き肥)を与えるだけで十分です。
肥沃な土に植えているなら、特に肥料は必要ありません。
木が弱っている場合は、3~5月の新芽が出る頃に化成肥料を与えれば十分ですよ。
もみの木Q&A
1.日当たりが良くないところで、枯れないように維持するには、どうすればいい?
もみの木は寒さには強いのですが暑さに弱い欠点があります。夏に枯らしてしまうことが多いです。また部屋の中で育てる植物ではないので外で育てるようにしましょう。
真夏は風通しのよい明るい半日陰で育てた方が暑くないので夏越ししやすいです。元々は日光を好む植物なので出来るだけ明るいところで育てましょう。
2.鉢でもみの木を大きくしたい! 育て方を教えて下さい
モミノキは寒さには強い植物ですが逆に暑さに弱い植物です。夏に枯れてしまうことが多いため、真夏は直射日光を避けて明るい半日陰のなるべく風通しのよい所で管理するようにしましょう。真夏以外の時期は日光によく当てて管理します。水やりは土の表面が乾いたならばたっぷり与えます。鉢が小さくなったら梅雨どきか秋口に一回り大きな鉢に植え替えましょう。
3.クリスマスにもみの木を買ったのですがそのまま室内に置いたままでもいいの?
もみの木は観葉植物的な扱いをする植物ではありませんので外で管理するようにしましょう。寒さには非常に強いのですが、暑さには弱いので真夏は明るい半日陰で風通しのよいところがよいでしょう。真夏以外の時期は日光によく当てます。水は土の表面が乾いたならばたっぷり与えます。
4.12月に庭に地植えしたのですが、庭は南向きで直射日光が当たります。夏場はどう管理したらいいですか?
日光自体は好きなのですが日光が当たることによって温度が上昇して暑くなることを嫌うのです。風通しをよくして出来るだけ涼しい環境を作るように工夫するしかありません。
8.半分だけが枯れてしまいました。緑に戻すにはどうしたらいい?
もみの木は,日光不足や暑さ蒸れには非常に弱く、一度枯れてしまった部分は元には戻りません。したがって樹形は悪くなりますが、枯れた部分の枝に付いている枯れ葉はもみとって、様子を見ながら、新しい葉が出てこなければ切り取ってしまうより仕方がないでしょう。
9.ミニサイズの物が欲しいのですがどうやったら手に入りますか?
近くの園芸店等を通して市場に注文すれば手に入る場合もありますが、近くのホームセンター、園芸店を地道に捜すしかないでしょう。
まとめ
本物のもみの木は1本あればクリスマスムードが一気に高まりますが一方でお手入れも大変なようですね。
特に暖かい地域では管理が難しいようです。
変色しない枯れないようにするポイントは
・日当たりと風通しのよい場所で、直射日光に当てないこと
・狭い場所では、葉先が傷みやすいので、極力余裕のある場所に設置。
・水は土の表面が乾いたならばたっぷり与える。
などに気を付けて素敵なもみの木でクリスマスを過ごしましょう。